Buon giorno!
最近日本にも輸入されるようになってきた、
シチリアワイン作りに密着しました。
まずは、秋~冬にかけて、収穫が終わった後は
木を休ませつつ、次の年の収穫に向けて木を剪定したり、
接ぎ木(土台の木に新梢を接合する)を行ったりします。
そして、夏にはたわわに実をつけます。
ここで、ワイナリーによっては、1つの木に数房のみ集中してぶどうのうまみが集まるように、
3~5房以外は切り落としてしまう所も。
ぶどうの収穫に関しても、経験とプロの目が光ります。
熟し具合を見極め、すばやく収穫。そして素早く圧搾。
収穫の時期には、ワイナリーでは葡萄収穫祭が行われます。
こちらの画像は、NHKの『世界はほしいモノにあふれてる』にも登場したI Vigneriのワイナリーでのブドウ収穫祭の様子。
昔はこんな風に、人の足でぶどうを絞っていました。
ぶどうを集めて音楽に合わせて足踏み。まさにお祭り騒ぎ。
これは男性の仕事。
絞られたぶどうの汁は床に開いた穴から、こんな風に1カ所に集められていました。
昔は発酵も全て自然に任されていたと言います。
その為やはり出来上がったワインの質は今とは比べ物にはならなかったと。
しかし現在は技術の発展から、念入りに育てた美味しいぶどうから美味しいワインが出来る様に。
もちろんワインの圧搾から全ては機械に任されます。
そして発酵・熟成。
ステンレスタンクを使ったり、樽を使ったり、こちらもワインによってさまざま。
熟成に5年もかけるワインも。ワインはとても奥が深いです。
完成したワインを、瓶に詰めて出荷若しくはさらに瓶熟成を行います。
皆さんが日頃何気なく飲んでいるワインにもたくさんの働く人々の思いや情熱が詰まっているということ。
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